Ruby on Railsセミナーに行ってきた

オープンなSNS、SKIPの開発者id:kuranukiさんのRoRセミナーに行ってきました。少し遅刻して最初の10分ほど聴けませんでしたが・・・内容は

  1. RoRによる社内SNS「SKIP」の開発事例
  2. エンジニアの処世術

の2部構成。どちらもid:kuranukiさんだからこそな話題で大変面白かった。ありがとうございます。


とりあえずメモ。
1.
RoRはDRYが徹底されている→仕様変更に対して書きなおすコードが少なくてよい→保守開発に適している、というのはすごくしっくりくる説明だった。10分でWebアプリ開発するムービーを見てRoRは生産性が高いと言ったりするが、あれはあくまで客寄せ、RoRの本質は生産性ではなく保守性だと。なるほど。


2.
SI業のマネージャの立場から、新技術を取り入れたり、社内資産をOSS化するのにどういった活動をしたか。
SIerが社内資産をOSS化する意味について。
なぜ売れるものをただで配ってしまうのか?→SIerソースコードではなく、安心、品質、サポートを売っている→ソースコードは公開してしまい、幅広く使ってもらうことで安心感を与える、無料の営業マンとして活用する

  • 所感

TISってSIerなのに自分でコーディングするんだ。そういうSIerもいることが単純に驚き。SIerはみんなコーディングを泥仕事としか見てないのかと思ってた。むむ。


id:kuranukiさんはマネージャなのにコード読むらしい。「コード読めないと品質保証できない」と仰っていた。カコイイ!


エンジニアも処世術に長けてないと好きなことできないよ、っとのこと。大きい会社だと必要なことなんだなぁ。正直、処世術なんて大嫌いだけど…。